忙しい日々のなかで、ふきんの洗濯はつい後回しになりがち。
しかし、ふきんは食材や食器に触れるため、雑菌やウィルスが繁殖しやすいです。

わかっていても、洗い忘れる日もあるんですよね・・・
洗い忘れてそのままにしておくと、気づいたときには雑菌まみれに・・・。
でも、心配いりません!
ふきんの管理は、日々のちょっとした方法で簡単に解決できます。
この記事では、忙しいママでも実践できるふきんの洗濯方法や管理方法をご紹介します。
忙しい日常でも、丁寧な暮らしは叶えられます。
家族全員が清潔で元気に過ごせる、そんな暮らしの情報をお届けします。
ふきんの基本的な洗濯方法



最初にふきんの基本的な洗い方をご紹介します。
汚れがついているふきんをそのまま洗濯機に入れていませんか?
ふきんの基本的な洗い方について知りましょう。
ふきんの洗濯が重要な理由
ふきんは雑菌やウイルスが付着しやすいです。
ふきんは台所で使用することが多く、生物や水回りで使用されるため菌が付着しやすいです。
これらの雑菌やウィルスが、もしふきんについていたら・・・。
特に子どもや高齢者がいる家庭では、ふきんで拭いたお皿やテーブルを通じて感染が広がりやすいです。
ふきんをきれいに保つことが家族の健康を守ることにつながります。




ふきん管理が健康管理ってことなんですね!
洗濯前にやっておくといい準備
洗濯の前には、『ふきんの汚れ具合』を確認しましょう。
食材の油や調味料がついているふきんをそのまま洗濯機に入れるのはNG!!
他の洗濯物にも汚れが移ってしまいます。
大きな汚れや油分がついている場合は、洗濯機に入れる前に軽く水洗いしてから入れましょう。
このちょっとした準備で、キレイの効果が高まりますよ。
基本のふきんの洗い方
忙しい日常を送るママには、洗濯機を使った手軽な洗濯方法がおすすめ。
洗剤を適量使用し、ふきんをネットに入れて洗濯機で洗うだけで簡単きれいになります。




でも、ふきんって他の洗濯物と分けて洗わなきゃいけないんですよね‥?
ふきんは除菌の観点から、他の洗濯物とは分けて洗うことが理想です。
しかし、それはあくまでも理想です。
他の洗濯物と一緒に洗ってもOK!
完璧を目指すよりも、できるだけ実践可能な方法を取り入れましょう。
また、忙しい時やおおきな汚れに対しては、使い捨てのキッチンペーパーを使うのもひとつの方法です。
乾燥のポイント
洗濯後は乾燥機を使うか、風通しの良い場所でしっかり乾かしましょう。
湿気はふきんの大敵。
しっかり乾燥させるだけでも、雑菌の繁殖を防ぐことができます。
乾燥を怠ると、ニオイやカビの原因にもなってしまいますよ。




大切なふきんを長く使う方法ですね!
ふきんの素材にに合った洗濯方法を選ぼう



ふきんの素材に応じて、適切な洗濯方法を選ぶことも重要です。
特に、綿や麻などの柔らかい天然素材で作られたふきんは、その優れた手触りを保つためには洗い方や管理方法に少し工夫が必要です。
天然素材のふきんの洗い方
天然素材のふきんは肌にやさしく柔らかいです。
その風合いを少しでも長く保つために、ちょっとした工夫が必要です。
- 熱湯での煮沸NG
- 柔軟剤の使用は避ける
- 優しく手洗いをする
熱湯で煮沸消毒を行うと、天然素材の繊維が傷み、縮む原因になります。
もし煮沸消毒したい場合は、煮沸の時間は短めに設定し、極力熱湯は避けましょう。
柔軟剤には化学成分が含まれています。
柔軟剤を使用すると天然素材の柔らかさや吸水性が損なわれることがあります。
可能な限り、柔軟剤は避けましょう。
天然素材のふきんは優しく手洗いをするのが理想です。
洗濯機を使う場合は、手洗いモードなどの優しいモードで洗いましょう。
洗濯機で洗う場合のポイント
洗濯機でふきんを洗う際に気をつけるべき3つのポイントをご紹介します。
- 洗濯ネットを使う
- ぬるめのお湯で洗う
- 無添加洗剤を選ぶ
ふきんを洗う際は、必ず洗濯ネットに入れましょう。
洗濯ネットに入れることで、布同士の摩擦を軽減し、繊維を傷めるリスクを防ぐことができます。
洗濯機で使う水は、少し温かめのぬるま湯が理想的です。
40℃程度の温度が最適で、熱すぎるお湯は素材を傷める原因になります。
逆に、冷水だと汚れが冷えて固まってしまうので、温度に注意しましょう。
洗剤は、無添加のものや蛍光剤を含まないものがおすすめです。
無添加洗剤は肌に優しく、洗濯後に衣類に石鹸が残っていても肌荒れやトラブルを起こしにくいです。
また、無添加洗剤は水に溶けやすく環境にも優しいところも嬉しい点です。
しかしながら洗剤は、過剰に使わないでくださいね。
洗剤がふきんに残ると吸水性が悪くなる原因になりますよ。
ふきんの除菌方法



ふきんって除菌しなきゃいけないって聞いたことがあるんだけれど・・・という方も多いのではないでしょうか。
実際、ふきんは水洗いだけでは菌を完全に取り除くことは難しいです。
ここでは、ふきんの除菌方法について詳しくご紹介します。
煮沸や漂白を使った除菌方法
一般的なふきんの除菌方法は、煮沸と漂白があります。
煮沸での除菌
煮沸は短時間で簡単、熱を使って細菌を効果的に殺菌できます。
煮沸法については下記の記事で詳しく説明しています。
お湯を沸かすのなんてめんどくさい・・・と感じている方こそご覧ください。



漂白剤を使った除菌
漂白剤には塩素系と酸素系の2種類があり、用途によって使い分けが必要です。
- 非常に強力で、白い服やタオルなどを真っ白にするのが得意。
- 汚れだけでなく、色を落とすため、白いもの専用。
- 白い服やタオル、ふきんの除菌・消臭、カビ取りや掃除にも便利。
- 色柄物には使えず、他の洗剤と混ぜると有毒なガスが発生することがあるため危険。
使用時には換気が必要。
- 色柄物にも使える。
- 黄ばみやシミ取り、臭いの除菌に効果的。
- 頑固な汚れには少し時間がかかる。
- 粉末の場合、40℃以上のお湯を使う必要がある。
「白いものを真っ白にしたいなら塩素系」、「色柄物や優しく洗いたいなら酸素系」の使い分けが重要です。
ふきんを清潔に保つ乾燥方法
ふきんを清潔に保つためには、洗濯後の乾燥が重要です。
湿ったまま放置すると、せっかく洗ったふきんにカビや雑菌が繁殖してしまいます。
乾かす方法としては乾燥機がお手軽です。
しかし、天然素材のふきんは熱に弱く縮みやすいです。
使用する場合には設定温度を低めにし、短時間にするなど注意してください。
また自然乾燥の場合は、風通しの良い場所に干しましょう。




湿気はふきんの大敵ですね!
ふきん管理のよくある質問



ふきんの手入れにおいて、よくある質問をご紹介します。
ふきんを洗い忘れてしまう
ふきんを洗い忘れて寝てしまいました。そのふきんってどうしたらいいのでしょうか?
ふきんを洗い忘れることは誰にでもあります。
そんな時は、すぐに洗って煮沸や漂白で除菌しましょう。
大切なのはそのふきんをそのまま使い続けないことです。
汚れや菌が繁殖し、食材の油分や水分が残ったまま放置されたふきんは、食中毒やアレルギー反応を引き起こす可能性があります!
どうしても洗う習慣をつけるのが大変・・・という場合は、使い捨てのふきんもあります。
使用を検討してみましょう。
ふきんの汚れが落ちない・・・
ふきんを洗っても、漂白しても、汚れが取れないんだけれど・・・。
使用していくうちに、ふきんに頑固な汚れがついてしまうこともありますよね。
まずは、洗剤を見直してみましょう。
油汚れや頑固な汚れには、酵素入りの洗剤が効果的です。
また、洗濯前にぬるま湯に浸けておくのもGOOD!
汚れが浮き、落ちやすくなります。
汚れが落ちにくいと感じた時こそ、手間をかけてしっかりとケアしましょう。
その一手間が、ふきんの長持ちの秘訣です。
それでも落ちない場合は、交換のタイミングかもしれません。
けれど、時間や手間の観点からふきんの手入れがストレスになるようであれば使い捨てのふきんや紙ナプキンに変えてしまうのもひとつの手です。
使用タイミングや使える時間によって、うまく使い分けていきましょう。
まとめ



忙しい日常でも、少しの工夫でふきんの衛生管理は簡単に行えます。
毎日のちょっとしたケアが、家族全員が安心して過ごせる衛生的な環境を作ります。
煮沸や漂白、乾燥など、取り入れやすい方法を実践して、常に清潔なふきんを使いましょう。
もし、「布のふきんでの手入れがしんどいな」と感じたときには、使い捨てのふきんや紙ナプキンの利用も検討してみてくださいね。